支払満了後の年金移行・介護移行が特徴的なAIG富士生命「E-終身」は学資保険の代わりとなるか

AIG富士生命の「E-終身」は低解約返戻金型の終身保険です。

支払期間中の解約返戻金を低く設定することで、保険料を安く抑えることができ、同時に貯蓄性も持たせられる保険商品のため、学資保険の相談に行ってこの「E-終身」を勧められることがあるという話を聞く事も多いです。

E-終身保険は果たして学資保険の代わりに加入しても良い物なのか、利点や注意事項などをまとめました。

AIG富士生命「E-終身」のモデルケース

AIG富士生命のE-終身はオンラインでのシミュレーション、オンラインでのダイレクト申し込みができないため、実際の保険料や保険金に関しては直接確認するかFPに相談することをオススメします。

契約者
支払い期間 15年
解約時期 18年目
解約返戻金 1,475,550円
支払い総額 1,350,000円
(月払い7,500円)
返戻率 109.3%

E-終身は10年以上の支払期間を設定すれば、75歳までなら加入が可能というものです。

学資保険の代わりに加入すると考えたら15年程度の支払いで18年で解約する、という形になるかと思われます。

その場合の返戻率は109.3%と、他の学資保険に比べても見劣りしない率になっています。

支払い形態は月払いしかできないため、契約者の年齢や支払い期間、解約時期でのみ返戻率が変動。

解約時期を延ばせば延ばすほど返戻率があがる仕組みです。
※ただし、学資保険と考えた時には18年が目安になると思います。

同じ18年での解約なら、支払期間は短い方が返戻率は高くなり、たとえば10年払いであれば110%をオーバーしてきます。

E-終身のいいところ

低解約返戻金型保険全般に言えることですが、契約者に万が一のことがあった場合に、数日内に死亡保険金が支払われるというのは残された家族にとってのメリットになります。

学資保険はこどもの将来のためにお金を貯蓄しておくことを目的として加入しますが、稼ぎ頭に万が一のことがあった場合、将来より以前に現在の生活がままならなくなる可能性が大いにあるからです。

また、E-終身の場合は保険支払い満了後に終身保険から個人年金や介護保障に変更することができるのも特徴で、支払満了時の自信の状況に合わせた保障内容を選べるのはメリットと呼べるかもしれません。

E-終身のイマイチなところ

学資保険や低解約返戻金型保険のような中長期型の貯蓄商品の場合、インフレによってお金の価値が暴落してしまうリスクを抱えています。

この場合、配当がある商品を選ぶことである程度のリスク回避ができるのですが、E-終身は「無配当型」です。
つまり、配当がありません。

特約として、保険料支払い満了後に「5年ごと利差配当」をつけることは可能ですが、たいていの保険商品は特約を付けることで返戻金が下がるように設定されていますので、そのあたりの計算をしたうえで選ぶようにしたいところです。

また、低解約返戻金型保険なので保険料支払い期間中の解約は大損することになる点も注意が必要です。

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