学資保険とは?学資保険の基本について

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学資保険とは、月々お金を積み立てていく事で、将来まとまったお金を受け取る事ができる保険のこと。
主に子供が大学に入学する時の「入学資金」に充てる為に加入するのが一般的なようです。

「貯金するのと何が違うの?」
と、思うかもしれません。

今は金利がものすごく安い時代です。
年利1%なんてとてもじゃないけれど行きません。
普通預金なら0.001%、定期預金でも0.01%といったところです。

仮に0.001%の金利で月に10,000円ずつ貯金していった場合、18年で付く利息は100円に満たない額面となるわけです。
これじゃあ銀行に預ける意味がほとんどありません。

そこで返戻率100%オーバーの商品が多い学資保険を選ぶわけです。

返戻率100%オーバーとは

返戻率というのは、預けたお金が返ってくる確率のこと。
例えば100万円預け入れて100万円が戻ってきたなら「返戻率100%」。
100万円預け入れて101万円になっていたら「返戻率101%」。
100万円預け入れて99万円になっていたら「返戻率99%」ということです。

学資保険の多くは返戻率102%~110%程度となっているので、
もし18年間月に10,000円ずつ学資保険を積み立てていた場合、返戻率102%だったとしても43,200円が上乗せされて返ってくる計算になります。

18年間貯金していたのとは雲泥の差です。

そういった理由から、「ただタンス貯金や銀行に預けるのではもったいない。学資保険なら損する事がない」と勧められる事も。
でも本当に損することが絶対にないと言えるのでしょうか。

学資保険は損しないのか

結論から言えば、全く以って「損しない」なんて事はありません。
場合によっては損になる事もありますし、さまざまなリスクを背負っている保険商品である事がわかっています。

たとえば、物に寄っては普通に返戻率が100%を下回るものもありますし、
決まった期間を払い続けなければならない為、お金の価値が変わった時に損に働く可能性が高いです。

もし払込期間中に解約するような事があれば、まず間違いなく返戻率はグッと下がります。
そう思うと、例えば18歳満期型の学資保険であれば、18年間は毎月少額ずつとは言え支払い続けなければならないわけです。

18年って、思っている以上に長いですから。
その間に世界の情勢が変わらないとも限りませんし、家庭の事情が変わらないとも限りません。

たとえ何が起きようとも、学資保険は満期まで支払い続けなければならないんです。
貨幣価値が上がろうとも下がろうとも、本日時点での価値で換算された額でのみ保証されます。

例えば10,000円でチョコレートがやっと1枚買えるようなスーパーインフレ時代が来ようとも、
あなたが(またはあなたのお子さんが)受け取れるのは200万強と言ったところ。

せっかくコツコツと今の貨幣価値で貯めた200万円が、チョコレート200枚分になってしまったのでは、
大学の入学資金になんてとても足りません。

こういったリスクが無いとはいえない事を理解したうえでの契約が必要ということです。

そもそも学資保険に入りたいのか

そこで考えたのは「本当に学資保険に入りたいのか?」ということです。
私達がしたかったことは、子供の将来の進学資金を貯めるというような事であって、学資保険でなければいけないわけではないんです。

そもそも学資保険は”こども保険”とも言われるもので、生命保険会社が子供がいる家庭向けに作った商品のこと。
そう言われると子供の資金を貯める為にはこれに加入しなければいけないような気がしてしまいますが、決してそんなことはないはずです。

本来ならお金はもうちょっと柔軟に使えた方が安心ですし、子供が大学に入学するときに十分な資金が用意できるのなら積み立てていたお金を他の事に使えたっていいわけです。(そのまま積立を続けてもいいはず)

とにかく返戻率100%オーバーに相当する積立プランがあれば、それでいいのではないでしょうか。
子供の将来の為に積み立てておくお金は、学資保険に縛られずに自分たち家族に合った物を探せるようにしたいところです。

学資保険以外の高返戻率積み立てもある

実は学資保険以外にも返戻率が100%を超える積み立て商品というのは存在しています。

例えば保険会社が用意する「低解約返戻金型保険」なんかがいい例です。
[参考]学資保険の代わりになる積み立て保険について

それこそ本当にたくさんの商品があって、それをすべて自分ひとりで把握するのは難しいというのが現実だと思います。
そもそも学資保険だけ見ても、加入者の年齢や支払い期間、受け取り期間が違うだけで返戻率は全然変わってきます。

かといって保険会社でオススメされる保険にそのまま加入するのも、なんだか損させられそうで怖いもの。

そう思うと保険会社と癒着していない保険のプロに相談できるのがベストではないでしょうか。

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