終身保険としては業界トップクラスの返戻率といわれるオリックス生命のRISEは学資保険代わりに使えるか

オリックス生命には学資保険がありませんでしたが、低解約返戻金型保険の終身保険「RISE」に短期間でのプランが登場したことで、学資保険のように考えることができるようになっています。

オリックス生命の終身保険RISEは、学資保険の代わりに契約してもよいものかどうか、利点や注意事項についてまとめました。

オリックス生命の終身保険「RISE」のモデルケース

RISEは学資保険ではありませんので、こどもの年齢に関係なく加入が可能です。
契約者が30歳で、15年の支払い期間を想定したモデルケースは以下のとおり。

契約者 30歳女性
支払い期間 15年
死亡保険金 300万円
払込満了直後返戻金 1,840,080円
支払い総額 1,764,720円
(月払い9,804円)
返戻率 104.2%

名目上は終身保険なので、契約者の年齢があがるごとに保険料は高くなります。
また学資保険とは逆で、支払期間が短いほどに払込満潮直後の返戻金が下がる傾向にあります。

というのも、支払期間=低解約返戻金期間ということになり、この期間中に解約をしてしまうと他の終身保険の解約返戻金に70%をかけた額しか掛け金が戻ってこないこととなるプランだからで、保険会社としてはその期間が長ければ長いほど運用に回せるというメリットがあるためです。

その代わり、支払期間を過ぎても解約せずに保有し続けていれば、返戻率はよりあがっていくのも特徴の1つです。

img_rise_15

たとえば10年支払いで、20年で解約した場合の返戻率は111.1%になります。

とはいえ、イメージ図のとおり、解約返戻金が死亡時保険金を上回ることはありません。

支払期間を20年、払込形態を年払いにした場合

支払期間=低解約返戻金期間が長くなれば返戻率も高くなると前述しましたが、同時に払込形態を月払いから年払いにすることでも返戻率は上がります。

※払込形態は月払い、半年払い、年払いから選択可能。全期前納払いは取り扱いなし。

契約者 30歳女性
支払い期間 20年
死亡保険金 300万円
払込満了直後返戻金 1,943,880円
支払い総額 1,749,060円
(年払い87,453円)
返戻率 111.1%

この場合、返戻率が110%を超えてくるので、他の学資保険と比べてもいいかなと思わせてくれる内容になってきます。

ただし、支払期間が20年ということはこどもが既に大学に入学したあとで返戻金を得ることになる可能性が高く、学資保険という意味では本末転倒かもしれません。

RISEのいいところ

学資保険とは違い終身保険なので、解約の必要がなければ保険を据え置いてそのまま終身保険として使い続けることができるのは魅力です。

また、被保険者がこどもではなく自分になるので、契約時のこどもの年齢に左右されません。
※ただし契約者本人の年齢によって保険料は変わってきます。

契約者本人に万が一のことがあった場合も学資保険のように支払いが免除になるだけでなく、数日内の保険金の支払いを得ることができるので、残された家族の経済負担が少なく済むのもメリットです。

RISEのイマイチなところ

なんといっても返戻率の低さはイマイチですね。
他の学資保険は年払いでなくとも110%前後に達していますが、RISEは104.2%と低めです。

学資保険は保障内容よりも貯蓄性で選ぶ人が多いと思うのですが、そんな中で104.2%は魅力を感じられる数字ではないのは確かなところです。

また、配当がついていない商品であることも残念な点です。

学資保険や低解約返戻金型保険の場合、どうしても契約が中長期にわたるため、インフレリスクに備えなければなりません。
インフレリスクへの対処法として配当ありの商品を選ぶという方法がありますが、RISEには配当がついていないのでインフレ時に投資金の価値がグンと下がる危険性があります。

まとめ

低解約返戻金型の終身保険として、30年、40年と支払うことを考慮すると、RISEの返戻率は業界トップクラスと言われています。

が、学資保険のように15年、20年といった期間で考えると、他社に比べて返戻率が安くなってしまうことがわかりました。

学資保険としての利用をサブとして考えられるのであれば、終身保険としてRISEに加入するのはありかもしれません。

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