契約者の年齢制限がない学資保険、スミセイのたのしみキャンバスについて

住友生命の「たのしみキャンバス」は積み立てに特化した学資積立保険です。

契約者死亡時の免除特約がないことから、契約者の加入年齢に制限がなく、こどもも8歳まで加入が可能。

その上、最大113%程度の返戻率なので、場合によっては検討の価値ありな学資保険と言えそうです。

こどもを含め、家族の将来設計を考慮して、たのしみキャンバスを契約するべきかどうか、利点や注意事項についてまとめました。

たのしみキャンバスのモデルケース

契約者
支払い期間 10年
(0歳~10歳まで)
受け取り開始時期 18歳
受け取り総額 203.94万円
(第一回年金67.98万円+二回目以降33.99万円×4回)
支払い総額 1,800,000円
(月払い15,000円)
返戻率 113.3%

たのしみキャンバスは契約者の死亡免除特約がないため、こどもの年齢、支払期間、受け取り開始時期、受け取り形態(年金か一括か)で返戻率が決まってきます。

また、月払い金額が15,000円を超えると「たのしみランク」という割引が適用になり、返戻率が高くなる仕様です。

上記の例が支払期間も短く、受け取り開始年齢も遅く、受け取りも年金で、たのしみランクも適用されるという一番返戻率が高くなるパターンです。

支払期間、受け取り開始時期共に10~18歳のうちから選択する事が可能。
月払い金額も選べますが、総支払額が100万円を超えることが条件のようです。

たのしみランクが適用されない場合

契約者
支払い期間 10年
(0歳~10歳まで)
受け取り開始時期 18歳
受け取り総額 135.24万円
(第一回年金45.08万円+二回目以降22.54万円×4回)
支払い総額 1,200,000円
(月払い10,000円)
返戻率 112.7%

同条件で、月当たりの支払い額が15,000円を割るように設定した場合、返戻率は112.7%まで下がりました。

元が113.3%なので0.6%程度と考えると、たのしみランクはそこまで重視しなくてもいいのかもしれませんね。

たとえば月々10,000円の支払いでもたのしみランクが適用されて113.3%になった場合、受け取り総額の差は7,200円です。

こどもが8歳で加入した場合

契約者
支払い期間 10年
(8歳~18歳まで)
受け取り開始時期 18歳
受け取り総額 187.02万円
(第一回年金62.34万円+二回目以降31.17万円×4回)
支払い総額 1,800,000円
(月払い15,000円)
返戻率 103.9%

たのしみキャンバスはこどもの年齢が0~8歳での加入が可能です。
そこで、もし最大年齢の8歳の時に加入したらどうなるか、が上の表。

18歳での受取開始となるので、必然的に支払い期間も10年となります。

この場合の返戻率は103.9%。
10年間で180万円が187万円になるんだと思ったら、現時点では銀行に貯金するよりはマシ、と言ったところでしょうか。

年金払いではなく一時払いを選択した場合

tanocan

公式サイトに載っていたケースだと、年金払いの場合111.7%の返戻率が一括払いだと110.4%になっています。
1.3%の差が出ていますね。

これがどんな契約にも適用されるかは保険会社に直接、またはFPへの相談が必要。

大学入学資金として全額を充てるのであれば一括、毎年の学費にも充てたいのなら年金払いがよさそうです。

たのしみキャンバスのいいところ

5年ごとの利差配当あり

学資保険のような長期投資商品は「配当なし」のものが多いので、インフレリスクに対応できないことがネックと言われていますが、たのしみキャンバスは5年ごとの利差配当がある商品です。

そのうえ返戻率も高いので、経済状況と保険会社の業績次第では提示されている返戻金以上の返戻率が期待できると言えますね。

当然、業績次第では配当はないかもしれませんが、それでも約束されている返戻率が下がることはないので、「利差配当あり」なのはメリットでしかありません。

契約者の年齢設定がない

普通、学資保険に加入する際は契約者の年齢や性別も重視されるもの。
なぜなら、契約者が死亡した際の保障があるからで、高年齢の契約者や男性は予定死亡率が高いため、返戻率が低くなる傾向にあります。

その点たのしみキャンバスは契約者の年齢による制限がなく、誰が契約しようとも返戻率に影響しないようです。

その理由は「支払い免除制度がないから」に他ならず、契約者が死亡した場合には別の契約者を立てる必要があるからなんですね。

誰が契約しても一律返戻率が同じというのはメリットにも考えられますが、契約者死亡時の免除特約がないと思うと銀行貯蓄と変わらないんじゃないか・・・?とも考えられ、リスクの一つとも言えるので微妙なところ。

払込期間・措置期間がそこそこ自由

たのしみキャンバスは保険料の払い込み期間が10歳~18歳まで選ぶことができるので、たとえば「児童手当がでる間だけ払う」なんてことも可能です。

また、払込完了から受け取り開始までの「措置期間」も選択できるので、たとえば10歳までに支払い終えて15歳から受け取る、というプランも作れます。

ただし受け取り期間を早めれば当然返戻率は下がりますので、慎重に考える必要がありますね。

もしまだ信頼できるFPに出会えていないのならおすすめしたいサイト

「子供の将来のための積み立て」と言っても、学資保険だけではなくいろいろな種類のものがあります。

学資保険一つに絞っても、各保険会社がいろいろなプランで商品を展開しています。
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