契約期間中に他の学資保険へ乗り換えたくなったら。見直しはできるのか?

学資保険は契約した時に支払い総額と満期の受け取り金額が決まります。
その為、世の中の情勢次第では、契約期間の途中で”より魅力的な学資保険”が出てこないとも限りません。

そんな時、簡単に他の学資保険に乗り換えることはできるのでしょうか。

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結論から言うと、安易な解約・乗り換えは受け取り総額がマイナスになる可能性が高いですが、プラスになるような乗り換えが出来ないことはありません。

学資保険の乗り換え・見直しまとめ

学資保険は支払い期間が18~22年と長い為、契約期間中の経済状況の変化によって受取金額の価値が変わってしまうリスクが考えられます。

極端な例で言えば、18年で総額300万円を支払って、22年目の満期時に330万円を受け取れる契約だった場合に、19年目あたりでお金の価値が暴落して半分ぐらいになってしまったら・・・支払った総額は確かに300万円の価値があるお金だったのに受け取れる金額は330万円の半分の165万円相当しか価値がないという計算になります。

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これは本当に極端な例ですが、支払い期間が長いという事はこのような可能性があるということ。

という事は、その期間中に”より返戻率の高い学資保険”が出てこないとも限らないわけですね。

もし他の学資保険に乗り換えをしたいと思った時、取れる手段は2つあります。
1つは今の学資保険を解約して新しい学資保険に加入すること。
もう1つは今の学資保険を満期扱い(払い済み)に変更してもらって、新しい学資保険に加入することです。

今の学資保険を解約する場合

まず考えられるのが、今契約している学資保険を解約して、新しい学資保険に加入するという方法です。

先に言っておきますが、これは慌ててやるべきではありません
学資保険の解約返戻率はほぼ確実に支払い総額よりもマイナスになる為、なるべく「解約」はしない方向で考えましょう。

学資保険には、そもそも貯蓄メインで加入されている方が多いと思います。
それまでに100万円支払ったのに、70万円しか返戻金が受け取れないなどであれば、新しい保険のレートがどれだけ良くても総合的に損してしまいますね。

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物凄く簡略化した例を挙げると、全期前納で100万円支払った返戻率110%の学資保険を中途解約した場合、解約返戻金が90万円だったとします。
解約しなければ満期時に110万円が受け取れるはずでした。

契約期間中に返戻率120%の商品が見つかったので、途中解約をして得た返戻金90万円を全期前納で乗り換えたとします。
その場合、90万円×120%=108万円と、当初の満期時返戻金よりも額面が減ってしまうことになります。

特に契約期間がみじかければ短いほど、途中解約時の返戻金は「1円も返ってこない」という状態になる可能性が高いです。
ただし、全期前納でない限りは、契約期間が短ければ新しい保険との総合で見た損失は少ないとも言えます。

満期扱い(払い済み)にする場合

学資保険の場合、現時点で支払っている総額を以って”支払い満期”としてしまう方法が取れます。

これなら満期時に受け取れる総額こそ少なくなりますが、基本的にはマイナスにはならないはずです。

たとえば18年間で総支払額300万円の学資保険だった場合、
10年目に入る時には総支払額150万円に達していると考えられます。

ここで、契約している学資保険を18年300万円のものから9年150万円のものに変更してもらうようなイメージですね。

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当然もともとは18歳までに330万円程度の満期金を受け取る予定だったものが、160万円程度に減ってしまう事は考えられます。
また、当初110%程度の返戻率だったとしても、その率がそのまま適用されるとは限りません。

必ず加入している保険会社に確認する必要がありますね。

見直し、乗り換えの際の注意点

注意点としては、払い済みにした契約と、新しく加入する契約の総支払額、総受取額で計算すること。
あとは新しい保険に確実に加入できるのか確認することです。

保険を見直すからには、新しい保険の契約期間は必然的に短くなります。
短い保険期間の場合、返戻率が下がる傾向にありますし、契約期間がみじかければ月あたりの支払いの負担も大きくなる点にも注意が必要ですね。

新しい保険に確実に加入できるのか?も重要で、既に被保険者(子供)の年齢がある程度までいっている場合、加入できないケースもあるからです。

保険の見直し、乗り換えと考えると先に古い方の契約を片付けてから・・・と考えてしまいがちですが、同時進行で進めていき、新しい保険の加入が出来てから古い方を払い済みに変えるという順序をとるのが賢いやり方と言えます。

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