学資保険の本当のデメリットは「撒き餌である」ということ。

学資保険は契約者にとって大きなリスクがなく、20年後ぐらいに1.2倍ぐらいになってお金が戻ってくる貯蓄型の保険です。

総額で100万円預けたら、120万円になって戻ってくる。
「そんなうまい話、あるのかよ」って思うかもしれませんが、現にあるんですね。

学資保険に加入する時のデメリット・リスクとして挙げられるのは、途中解約による返戻率の低下と、インフレリスクの2つ。

kaiyaku

途中解約すれば当然支払った総額よりも安い金額しかお金が戻ってきませんし、支払い期間が長くなればなるほど世の中におけるお金の価値が変動する可能性が高くなります。
[関連]学資保険など長期貯蓄で考えなければならないインフレリスク
[関連]学資保険が途中で支払えなくなったらどうなる?

でも、実はそれ以上に”人によってはデメリットと感じること”があります。

それは「しつこい勧誘」です。

学資保険は「ドアノック商品」である

ドアノック商品という言葉を聞いた事がありますでしょうか。

その名の通り、あなたの心のドアをコンコンとノックするものを意味します。

doorknock

例えばある2つの居酒屋のチラシが入ってきたとして、一方は
毎日美味しい生ビールを他店よりもお安く提供しています
という内容で、もう一方が
生ビール1杯100円!おひとりさま1杯までの特別ご奉仕
という内容だったら、どちらの方が心のドアをコンコンッとされますでしょうか。

学資保険はその表面だけ見れば、「絶対に支払った額よりは多いお金が受け取れる」という事を約束してくれる商品。
しかも銀行に預けるよりも明らかに利率がいいわけです。

加入するしないは別として、一瞬心を惹かれるものに違いはないわけです。

魅力的なキャッチには裏がある

魅力的なキャッチコピーの商品を見ると、私たちはもう既に「なんか怪しくないのかな」と思うようになってしまいました。

これはある時期から増えた「ただし○○の方に限る」という、”キャッチコピーの恩恵を享受するには条件がある商品”が増えたからではないでしょうか。

「生ビール1杯無料!※ただし利用金額3,000円以上の方に限ります」などですね。

こういうのを見ると「なんかお得そうに見せてるけど、うまく釣ろうとしてるな」って感じてしまいます。

その点、学資保険はそういった条件がありません。
※厳密には「被保険者は○歳未満に限る」という条件がついたりしますが、それも学資保険を考慮している人からしたら特に問題ではないでしょう。

では学資保険がドアノック商品と呼ばれているのは何故か。
それは「撒き餌」だという事から説明がつきます。

ドアノック商品とは「撒き餌」である

釣りをしたことがある人ならわかる考え方だと思います。
撒き餌・・・つまり、自分が釣りをしたいと思うところに餌を撒く行為のこと。

makie

餌を撒けば、当然その周りに魚が集まりますよね。
魚が集まれば、釣りが成功する確率もあがるわけです。

要するに撒き餌は、”釣りを成功させる確率を上げる為の先行投資”ということ。

学資保険は保険会社にとってちょうどこの位置にあるんですね。

学資保険という名の餌に群がってきた人たちに、他の商品も一緒に勧める、他社からの乗り換えを打診する・・・などなど。

保険会社の営業マンも、街中を歩いている見ず知らずの人に保険商品を勧めるよりは、学資保険の相談に来た人、または加入した人に勧める方が成功確率が高いわけです。

しつこい勧誘員にはNOを。

学資保険が撒き餌だから「加入しない方がいいか?」と言われると、そんな事はありません。
撒き餌であるという事は、その時点では加入者にとってのメリットが大きいからです。

ただし、撒き餌であるからこそ、加入時以降の保険の勧誘はしつこくなるというデメリットを理解しておかなければなりませんね。

保険勧誘員さんも手数料の率が高い保険に加入して貰えなければお給料が増えませんから必死です。

僕の家では、一度学資保険の相談をした相談員さんが、その後1度電話をしてきて、
たまたま電話に出られなかったら突然家に訪問してきてビックリしました。

しつこく勧誘される事が苦ではない人ならデメリットでも何でもないかもしれません。
でももし、僕のように「勧誘されるのが面倒だな」と思う方であれば、精神的にも時間的にもデメリットであるとしか言えませんね。

”必死な人”にこそ要注意

当然、勧誘された保険商品が魅力的なら検討してもいいと思います。

でも自分にとって必要なければはっきりと断りましょう。
それでもしつこく食い下がってくる人・・・いますよね。

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そういう勧誘の仕方をする人はまず間違いなく「あなたの為」を思って保険を勧めてくれている人ではありません。
「自分の為」に営業しています。

向こうが「自分の為」にしか動いていないのに、あなたがそれに応じる必要はありますでしょうか?
答えはNOです。

負い目を感じる事はないのでハッキリと断りましょう。

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