学資保険は祖父母など”親以外の人”が契約者になれるのか

granpa
子供の為の学資保険ですが、中には祖父母にあたる自分の親や義両親が孫の為に学資保険に加入してくれる、というケースもあるかと思います。

一概には言えませんが、親よりも祖父母の方が経済的に余裕があるものなので、もしそのような申し出があるのであれば、断る理由はないでしょう。

果して祖父母は孫の為に学資保険に加入する事ができるのでしょうか。

祖父母が孫の為に学資保険に加入する事は可能。ただし・・・

結論から言えば、祖父母にあたる人でも加入することはできます。
※もちろん商品によって異りますので、検討している保険については要確認。

ただし、祖父母の加入が出来たとしても、学資保険は生命保険の一種であることから、契約者が高齢になることで条件が不利になる事が考えられます。

例えばかんぽ生命の学資保険であれば、65歳以上の契約者の場合、死亡時の保険料払込免除が受けられません。
これは当然のことで、65歳から18年間支払い続けると考えると、払込満了の際には83歳という計算になるからです。
一般的に30代の父母に比べれば死亡率が高いと言えますね。

こういった制限は、保険会社のリスクヘッジなので仕方ありません。
むしろリスク回避ができない保険会社は”危険”と考えた方がいいです。

また、64歳の祖母を契約者にした場合は、ギリギリ保険料払込免除は受けられる年齢ではあるものの、返戻率が確実に100%を割ってくるなどのデメリットがあります。

もし祖父母が学資保険に加入してくれると言ってきた時には

では、そういった申し出を受ける際にはどうするのが一番いいのか?というと、
契約者を父親、母親として、学資保険の支払い金額だけを譲り受けるというのが賢い方法です。

もし高額な学資保険に加入したとして、月あたり3万円程度の支払い保険料を現金で受け取ったとしても贈与税の対象にはなりません。
※贈与税は年間110万円までは基礎控除があります。
贈与税の計算と税率|国税庁

こうする事で、高い返戻率と契約者の死亡時保険料払込免除は受けられながら、祖父母からの援助も受けられるという事が可能になりますね。

ただし、当然祖父母が亡くなったとしても契約者はあくまであなた(または旦那さん、奥さん)なので、契約者が生きている以上は保険料の払い込み免除があるわけではなく、その際には自身が満期まで支払い続けなくてはなりません。
支払えずに途中解約するのであれば、解約返戻金は安くなってしまうので、そもそも学資保険に加入せずに受け取った金額を貯蓄しておけばよかった・・・となりかねないからです。

既に祖父母が契約者の学資保険に加入している場合

学資保険は安易に契約者の契約名義変更が出来ません。
その為、既に祖父母が加入している学資保険を自分名義に変えるのは原則出来ないと思っておいた方がいいです。

ただ、契約者の死亡や離婚などの事情でやむを得ず契約変更しなければならない場合には不可能ではないそうです。

もし祖父母が学資保険に加入してくれていた場合、契約者である祖父母が亡くなれば相続税や贈与税の対象になります。
その場合、死亡時点での解約返戻金が相続税を計算するベースとなります。

出生前は父母のみ

学資保険には子供が生まれる前から加入しておこうという家族もいると思います。

当然、生命保険各社も出生前から加入できるプランを用意していますが、その場合は祖父母の加入は不可という商品も。

必ず父親または母親が契約者、子供が被保険者という形になるようです。

父親が契約者になるか、母親が契約者になるか

祖父母の加入と同様の悩みとして、父親を契約者として学資保険に加入するのか、母親を契約者とするのかという問題があります。

一般的に男性よりは女性が、高年齢よりは低年齢の方が払い込む保険料が安く済むように出来ているため、母親が契約者となるケースも多いんだとか。
※なぜ保険料が変わるのか?は、男女と年齢による死亡率を考えるとわかります。

ただ、安易に払込保険料が安いという理由だけで母親を契約者にしてしまうのは得策ではないかもしれません。

というのも、契約者死亡時の払い込み免除に関して言えば、稼ぎ頭である父親が亡くなるからこそ助かる制度であって、母親が契約者の時に父親が亡くなったあとを考えると生活が圧迫されがちです。
※もちろん父親は別途死亡保険に加入しておくべきだとは思います。
※また、あくまで父親が稼ぎ頭というステレオタイプに当てはめた場合の意見です。

離婚になった際の親権や、その時に学資保険の契約者・受取人をどちらにするか?などのケースも考慮して加入を検討するのが望ましいです。

契約者は父、支払いは祖父母のクレカもNG

祖父母に契約者になってもらうのではなく、支払いだけ負担してもらうとした場合、
支払いをクレジットカードにしてしまえば煩わしいお金のやりとりもなく楽だと思うかもしれません。

が、結論から言うと、この方法は出来ません。

学資保険をクレジットカードで支払う際、契約者とカード名義人は同一人物である必要があるからです。

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