返戻率と年利の換算表。同じ利率でも返ってくる額が全然違う。

学資保険の返戻率と、銀行に預金した際の年利。
どちらも預けたお金に色がついて返ってくる時の利率を示していますが、この2つは全く違うものです。

学資保険はだいたい返戻率110%前後のものが多いですが、銀行の金利は軒並み0.001%程度となっています。(2016年8月現在)

それでは110%程度の学資保険と0.001%の銀行金利でどれぐらい違うのでしょうか。
表にまとめてみました。

返戻率と年利の換算表

月々10,000円を15年に渡って支払い、22歳満期で受け取ることを想定した場合の返戻率と年利の関係を表にすると、だいたいこんな感じです。
※月額が変わっても返戻率の小数点以下第二位あたりにしか影響はありません。
※返戻率は小数点第二位を切り捨てにした値です。

返戻率 年利
100.0% 0.001%
100.0% 0.005%
100.1% 0.01%
100.7% 0.05%
101.4% 0.1%
107.5% 0.5%
115.7% 1%

計算方法は、毎月元本が10,000円ずつ増えつつ、元本に年利÷12(月当たりの利息)を足していくと言う方法で、22年目の12カ月目まで利息を貯めた額から元本総額の180万円を割って100をかけた値を返戻率としています。

(例)年利1%なら、初月は元本10,000円、利息は10,000×1%÷12=8.3円。
2カ月目は元本10,000円+8.3円+10,000円で20,008.3円に対して利息が20,008.3×1%÷12=16.6円・・・のような計算。
(実際は小数点以下は丸められて、もう少し額が小さくなるかもしれません)

この場合、年利1%で計算すると22年目の12カ月が終了した段階で2,083,563円の貯蓄となり、2,083,563÷1,800,000×100=115.75%となります。

年利1%でやっと115.7%の返戻率

この計算だと年利1%で返戻率が115.7%となり、やや高額な学資保険にようやく並ぶことになります。

ただ、前述の通り、現在は年利が0.001%という時代。
年利1%の銀行金利なんて、定期預金だったとしてもありえません。

年利0.001%ということは、元本がたとえ1千万円あったとしても、1年間で増える利息は10,000,000×0.00001=100円ということになりますね。

学資保険の返戻率がいかに高いかがわかるかと思います。

全期前納を想定した場合

年利計算の場合、明らかに最初の元本が少ないと利息も少なくなります。
たとえば初月に10,000円の預金であれば、年利1%でも一カ月で8.3円の利息しか付きませんでしたが、もし初月に1,000,000円の預金が出来ていれば、年利1%で一カ月に833円の利息が付くことになります。

そこで、学資保険の「全期前納」または「一括払い」を想定し、最初に全額分を預金した場合の年利と返戻率の換算を考えてみました。

返戻率 年利
100.0% 0.001%
100.1% 0.005%
100.2% 0.01%
101.1% 0.05%
102.2% 0.1%
111.6% 0.5%
124.5% 1%

今度は年利0.5%程度なら、一般的な学資保険には近づけたように見えますね。
それでも年利0.5%なんて今の時代では考えられない数字です。

学資保険と銀行預金の違い

以上のように、現在わかっている状況での返戻率だけで見れば、あきらかに学資保険が有利なのがわかりました。

とはいえ、返戻率だけでは見ることができないのが、こういった投資・貯蓄です。

たとえば銀行金利であれば、必ず数年ごとに見直しが入ります。
学資保険は今日決めた返戻率が20年近く変わりません。

つまり金利が最底辺と言われている今を考えれば、これから金利が上がることは十分予想がつくわけですね。

とはいえ、年利0.5%とか1%とかになるかどうかはわかりませんが・・・。

学資保険も20年近くお金を引き出すことができないというリスクを背負っていますので、経済状況の変化についていけないというデメリットがある点も見逃せません。

その代わりに契約者の死亡時には以降の支払いが免除されて、保険金だけ受け取れるというメリットは保険ならではのものです。銀行預金では叶いません。

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